[レポート]Activision Blizzard: Giving Call of Duty Gamers an Edge with Alexa and AWS #reinvent #GAM303

[レポート]Activision Blizzard: Giving Call of Duty Gamers an Edge with Alexa and AWS #reinvent #GAM303

Clock Icon2018.11.27

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タケダノです。

Activision Bllizzardのコール・オブ・デューティで、使用されているAlexaの技術について聞いてきました。

 

概要

Activision Blizzard provides a real-time, immersive, second screen Alexa experience for Call of Duty WWII players in a first-to-market major title integration. In this session, we illustrate how Activision Blizzard leverages AWS services to power the Call of Duty Alexa skill, providing real-time, 1:1 personalized interactive answers and coaching. Participants gain an understanding of how AWS Lambda, Amazon CloudFront, Amazon S3, Amazon Polly, and Alexa skills and management are used to deliver AI-generated, customized responses to user requests at scale, giving Call of Duty Alexa users a competitive and fun advantage

 

スピーカー

Dhruv Thukral - Principal Solutions Architect

Mike Bleske - Sr. Manager, Marketing Tech, Activision

Diego Toledo - Associate Software Architect, Activision Blizzard

 

内容:

冒頭、Dhruv Thukral氏よりゲーム業界の近況として、年々顧客の獲得と維持が難しくなっているし、開発費も潤沢に使えるわけではないことが説明され、Mike Bleske氏とDiego Toledo氏の紹介がありました。

二人は長年にわたって一緒に仕事をしてきたということで、最初にCALL OF DUTYとは何か、という紹介映像が流されました。

(2017年11月3日になったWWIIのプロモーションPVです。)

これが今年2018年にAlexaを利用したゲームとなります。

 

続いて、アクティビジョンは何をする会社か、ということを、ブリザード、Kingと対比的に「CALL OF DUTY」の会社です。ということをアピールされました。

まずは、今回のAlexa技術の導入に至った経緯からの説明となります。

マーケティングの技術で、自分たちに何が出来るかというところから課題を設定し、Emailキャンペーンとか、WEBを使った広告、ゲーム内のメッセージなど意見が挙がる中でAlexaを使ってみるという話になったそうです。

 

 

・PRE-ALEXA ARCHITECTURE:

最初はあまり複雑なことをしない構成でした。

 

ですが、気付いたそうです。

「我々にはコーチが必要だ。」

理解は簡単だが、習得するのは難しい。

・どんなCall of Dutyのコーチとはどんな感じなのか。

・もっと夢中になって欲しい

・みんな何を装備したら良いのか、彼らは最適な装備を使えているのか?

・プレイに対してどんなフィードバックが欲しいのか、戦術的か?励ましか?たくさんアドバイスされるが何が一番大事なのか。

などが考えられました。

結局初期に考えられたチャットボット、ウェブサイト、ゲーム内メッセージは見送られました。

 

なぜ、アレクサなのか?

・自分たちのブランドを考えたとき、ウェブサイトでは伝わらないと思いました。

・コントローラーを停止させることなく、補助スクリーンのような遊び方を提供したいと思いました。

・隣に座っているメンターとか仲間のように感じさせたかった。

 

そしてそれが出来たのです。

 

(ゲームプレイのフィードバックをもらうデモンストレーション映像)

 

ゲームをする⇒アレクサにアドバイスをもらう⇒上手になる

これを繰り返してもらう。

 

目標設定をしました。

・(軍隊的な?)新人研修体験

・ゲームからリアルデータを取得する

・プレイヤーにコーチする機械学習モデル

・オフィスで人々を興奮させる

 

マルチプレイヤーモデルは以下のような感じとなります。

青色がデータで、緑色がモデル

つまり、データを入力して、幾つかのモデルを作り出し、さらにユーザーデータと組み合わせて推奨モデルを作り出すので、

 

  • 入力データ

ユーザーデータ(リアルタイム)

対戦データ

ファクトとマイルストーン

コミュニティデータ(統計)

ウインドウの時間集約

地図毎、モード毎

週ごとに更新

 

  • 出力されるモデル

スキル

どんな風に良いのか?

プレイスタイル

クラスではなく継続価値

お勧め(地図+モード+スタイル+スキル)

 

  • チャレンジ-常に進化し続けるゲームを考えられました。

ゲームのバランスを取り直す、新しいフィーチャーを加える

メタゲームの変化

ディビジョンシステム

新しい試み

プレイヤーの変化

 

  • 徐々に複雑になって来ます

どうやってスケールするか

毎回似たような反応にならないためにはどうすれば良いか

どのくらい多く、何の意図を持って反応をするか?

サポートするコンテンツの量

カスタムしたmp3の需要(より良い声で)

 

  • 主な目論見は次の通り

対戦のサマリーと分析

統計検索

オーダーと契約

友人

新しい事と更新された事

ゲームイベントの案内

 

これらをPollyが読み上げます。声の質も男女複数人から選べます。

 

という紆余曲折を経て出来上がったアーキテクチャV2

Architecture バージョンアップ

 

さらに

DOCKER +ECS =VELOCITYを構成

この後に、ようやくプレイテストの段階に入りました。

・プレイテストから多くの事を学び始めました。

・会話のコツ

先駆けている

目的地に達するための流れが設計に組み込まれている

「あなたのXは10です。どうやって自分のプレイをよくするか聞きたいですか?」

「あなたは友達同士の中では一番精度が高いです。友達がオンラインになったら確認したいですか?」

・デザイン的な補足

・技術面での統計データ

 

顧客からの反応も上々でした。

 

 

最後に

Alexaのフレームワークです。

 

最後に

応用事例:Githubにサンプルリソースがあります。

以下4カテゴリの紹介がされました。

クイズゲーム  https://github.com/alexa/skill-sample-nodejs-quiz-game

トリビアゲーム                https://github.com/alexa/skill-sample-nodejs-trivia

アドベンチャーゲーム     https://github.com/alexa/interactive-adventure-game-tool

デシジョンツリー             https://github.com/alexa/skill-sample-nodejs-decision-tree

 

以下サイトもご参照ください

https://developer.amazon,com/alexa-skills-kit/gaming

 

 

いかがでしたか。

Alexaを使ったゲームをお考えの際には是非クラスメソッドへご連絡ください。

担当者が誠意を持って対応をさせていただきます。

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